2月といえば?イベントネタと全国人気行事や由来も紹介!食べ物や時候の挨拶は?
2月といえば、まだまだ寒い日が続きますが、少しずつ春の予定を意識し始める時期。
暦(こよみ)の上でも、
2月は「立春」(りっしゅん)と呼ばれる時節があり、春の始まる月とされています。
バレンタインデーなどの行事もあり、何となく「ワクワク」し始める季節ではありませんか?
2月のイベントといえば、は日本の北と南で、雪と氷のイベント、節分祭、花の開花イベントなど、【冬のイベント】と【春のイベント】が同時に開催されるの時期でもあります。
まるちゃん、日本の暦の2月の別名って知ってる?
知ってるよー!
「きらさらぎ」でしょ。
旧暦に基づいた日本の暦上の月の呼び名を「和風月名」(わふうげつめい)と呼び、2月は和風月名で「如月」(きさらぎ)と呼ばれます。
じゃあ、何で「きらさぎ」なのか名前の由来は知ってる?
知らないし、別に考えたこともない…。
「きさらぎ」の由来とは?
「きさらぎ」の由来には諸説ありますが、2月はまだ寒さが残っているため、【衣を更に重ねて着る】が短くなって「衣更着」になったという説が一般的とされています。
日本の暦には様々な名前のついた日があり、それぞれの日に大切な意味や由来があります。
また、手紙や挨拶状を書く際には、「時候の挨拶」(じこうのあいさつ)と呼ばれる、季節の挨拶文を冒頭に添えるのも、日本文化のしきたりのひとつです。
それをしっかりと学ぶ機会って、なかなか少ないんだよね。
あまり気にした事なかったけど、やっぱり日本人として「季節や暦」について色々と知っておきたいかも…!
今回の記事では、
- 「2月の暦と行事」
- 「2月の時候の挨拶」
- 「2月が旬の季節の食材」
全国で開催される「2月のおすすめのイベント情報」を、合わせてご紹介していきます。
暦の意味を知ることで、
日本の美しい心に触れることができます。
古来から受け継がれてきた、時節に込められた日本の人々の大切な想いを、あなたもしっかりと感じてみたくはありませんか?
『2月といえば?』の気になるイベントネタや、行事の由来、旬の食べ物、時候の挨拶までしっかりとご紹介していきます。
少しでも気になる方は、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
2月の行事やイベントをもっと楽しめるようになるよ!
2月のイベントネタといえば?行事と時節の由来
日本の暦と行事
- 2月3日頃 ➡ 「節分」
- 2月4日頃 ➡ 「立春」
- 2月10日 ➡ 「初午」
- 2月11日 ➡ 「建国記念日」
- 2月19日頃 ➡ 「雨水」
- 2月23日 ➡ 「天皇誕生日」
最初にお伝えした通り、和風月名とは日本の【旧暦】(月の満ち欠けを元にした太陰暦)の季節や行事に合わせて付けられた、「月の呼び名」のことです。
現在の暦(太陽の動きを元にした太陽暦)とは、1〜2ヶ月ほどのズレがあるので、一般的には「頃」という表現がされています。
2月3日頃【節分】(せつぶん)
節分とは?
元々は「立春」・「立夏」・「立秋」・「立冬」の前日を指し、四季の分かれ目のことを意味する時節でしたが、現在は立春の前日だけがこのように呼ばれるようになっています。
節分って言ったら、やっぱり「豆まき」だよね!
2月4日頃【立春】(りっしゅん)
立春とは?
立春は雑節(季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた特別な暦日)の基準とされる日。
「八十八夜」「土用」「二百二十日」などの時節の起算日となっています。
暦上の「冬の終わり」で、ここからが「春」ということだね。
2月10日頃【初午】(はつうま)
初午とは?
伏見稲荷大社の創建のお祝いが「初午祭り」の由来。
祭神が〝伊奈利山〟の峰に降りた日が、和同四年の2月の初午の日だったからだと言われています。
全国各地の稲荷神社で「初午祭り」が行われるんだよ。
※変更や中止になる場合もあるので、最新情報を必ずご確認ください。
他にも全国各地の色々な神社で行われているから、ぜひチェックしてみてね!
2月19日頃【雨水】(うすい)
雨水とは?
雨水は、降った雪が次第に雨へと変わり、凍った氷や雪が解け出して、草木の芽吹きが始まる時節のことを表します。
昔からの苗床の準備をしたりなど、農耕の準備を始める時期の目安として始まりました。
春の陽射しが雪を解かし、雪が「雨水」に変わるってことだね。
2月の手紙や葉書きに添える「時候の挨拶」とは?
2月の季節にちなんだ「時候の挨拶」
「○○」の候
- 余寒
- 残冬
- 晩冬
- 残雪
- 解氷
- 春寒
- 向春
- 立春
その他
- 春寒いみぎり
- 余寒厳しき折から
- 余感なお去りやまず
- 春まだ浅く
- 立春とは申しながら
- 春寒のみぎり
- 春浅く風の冷たく
- 余寒なお骨身にしみる毎日が続いております
結び
- まだまだ厳しい寒さが続きますが、くれぐれもご自愛ください
- 余寒なお去り難き折、風邪など召されませぬようご自愛ください
【二月上旬・中旬・下旬】時候の挨拶文の例と意味
2月上旬( 2/3頃まで )
晩冬の候 | ざばんとうのこう | 冬の終わりが近づく頃 |
酷寒の候 | こっかんのこう | 厳しい寒さが続く今日この頃 |
大寒の候 | だいかんのこう | 一年でも最も寒い時期を迎え |
2月中旬( 2/4~2/18頃まで)
残寒の候 | ざんかんのこう | 冬の寒さが残る今日この頃 |
立春の候 | りっしゅんのこう | 春の始まりの節目を迎えました |
余寒の候 | よかんのこう | まだ冬の寒さを感じます |
春寒の候 | しゅんかんのこう | 春なのにまだ冬の寒さを感じる今日この頃です |
残雪の候 | ざんせつのこう | まだ雪の残る時期ですが |
2月下旬( 2/19頃以降)
向春の候 | こうしゅんのこう | 春の足音が近づいてくる頃 |
三寒四温の候 | さんかんしおんのこう | 暖かく過ごせる日も増えてくる頃 |
解氷の候 | かいひょうのこう | 暖かさが増してくる今日この頃 |
梅花の候 | ばいかのこう | 梅の花のつぼみも膨らんできた時期を迎え |
早春の候 | そうしゅんのこう | 春の訪れが感じられる頃 |
2月が旬の食べ物とは?
あのさ、ゆるくま君。何で「旬のもの」を食べるのがいいって言われてるの?
その時期ならではの最高の気候と大地の状態で育った旬の食材は、含まれる栄養価が通年のものとは違っているからなんだよ。
旬の食材が持つ3つメリット!
>>全国3,000軒を超える農家・漁師から新鮮食材をお取り寄せするメリット1:
味が濃くておいしい旬の食材は、そうでない時と比べて香りやうまみが豊富なので、アジが濃く感じられる。そのため、少ない調味料でもおいしく味わうことができ、塩分や当分のとりすぎなどを押させるのに役立つ。
メリット2:
旬でない時期よりも栄養価が高い多くの食材で、旬の時期はそうでない時期に比べ、栄養価が高い。
メリット3:
鮮度がよく、価格も安い旬の食材は鮮度も良く、価格も安くなる。
出典:NHKきょうの健康「旬の食材が持つ3つのメリットとは」
旬の野菜
- かぶ
- 白菜
- 水菜
- 蓮根(れんこん)
- 春菊
- 大根
- 人参
- ねぎ
- ほうれん草
- カリフラワー
- ごぼう
- 小松菜
- ブロッコリー
旬の魚介類
- 鮟鱇(あんこう)
- 鱈(たら)
- ヒラメ
- ふぐ
- 鰤(ぶり)
- エビ
- カニ
- 牡蠣(かき)
- シジミ
- キンキ
- タコ
- 鰯(いわし)
旬の果物
- 金柑
- みかん
2月といえば?全国おすすめイベント情報
2月開催のおすすめイベント
お出かけ際は、最新情報をチェックしようね。
全国各地で開催される、おすすめのイベントを紹介するよ!
2月の全国おすすめイベント!
北海道
秋田県
愛媛県
福井県
山梨県
長野県
静岡県
京都府
奈良県
長崎県
岡山県
【まとめ】2月といえば?イベントネタと全国人気行事や由来も紹介!食べ物や時候の挨拶は?
今回の記事では、2月の和風月名「如月」(きさらぎ)についての由来と行事、季節の挨拶、旬の食材と合わせて、2月の全国おすすめイベント情報をお伝えしてきました。
2月は、暦上で「冬」から「春」を迎える月。時候の挨拶には「春と寒」の文字を一緒に使ったりするんだ。
でも、まだまだ雪と氷のイベントが楽しめる季節!
あなたは、どんな2月を過ごしたいですか?
いつも頑張ってくれている心と身体のために「旬の食材を摂る」ことを意識してみたり。
日本の美しい季節の表現「時候の挨拶」を使って、2月ならではの手紙を大切な人へ書いてみたり。
あなたらしいペースで、どうぞ2月の時節を感じながら過ごしてみて下さいね!
お読みいただき、ありがとうございます。
もっと知りたい方へオススメの本