何かをする時にはいつも「後からゆっくりやろう」「○○したらやろう」とつい考えてしまう、やるべきことを先送りにしがちな管理人まるです。
あなたは、すぐに行動できるタイプですか?
「ドラえもんがいたらいいのに…」
「そしたら○○を出してもらって…」
やらなくてはいけないことを後回しにし、「めんどくさい」からの連想ゲームのようなエンドレス空想にふけってみたり、行動しないでお金が入ってくることをボーっと夢見てみたり。
そう思うことは人間である以上、必ず一度はありますよね。

ある意味、それも幸せな時間なんだけどなぁ…
さて、これがもし夢や仕事ならどうでしょうか?
今のあなたはこうなっていませんか?
「外国語を話したいけど、英語に触れることすらしていない」
「起業したいけど、必要なリサーチすらしていない」
「痩せたいから、ダイエットのノウハウだけを何年も研究している」etc
夢や目標はあれど、それを実現するための行動をすることなく、成果だけを期待している人は、実はとても多いです。
「すぐにやる人」には、例外なく共通点があります。
自分の身の周りにいる「すぐやる人」は、
自然体で楽に物事に取り組んでいたりしませんか?
「すぐにやる」人は、
やる気や根性といったものに頼ることなく、無理せずサクサクと自然に動けているのです。



まるちゃんは、何ですぐに行動できないの?



「今はやりたくない」とか「後でいいや」って思っちゃう…。
すぐに動けないということは、実のところ誰にでもありますよね。
この状況を正確にいえば、
動けないというよりも「動かない」という選択を自分がしている状態なんです。



まるちゃんの気持ちは関係なくて、「脳」が自分自身を動けなくしているんだ。
めんどくさがる脳をやる気にさせることができれば、「今すぐにやる」という脳内スイッチを自然と入れられるようになります。
今回の記事では、
性格や意志の強さに関係なく、誰でもラクに「動ける」や「動きたくなる」方法をご紹介していきます。
ひとつでも下記に該当する項目があれば、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
先送りしないための「行動スイッチ」とは?
行動のスイッチを入れるのは「ドーパミン」
先送りをやめるためには、「脳のスイッチ」を入れることが必要です。なぜなら、そうすることで脳が「今すぐやる」という思考になるからです。



まるちゃん、「ドーパミン」って知ってる?



うん、名前は知ってる~
私たち人間の脳には、「即坐核」(そくざかく)と呼ばれる場所があり、この場所が刺激されることで、やる気を高めたり、楽しいという気持ちを感じる「ドーパミン」ホルモンが分泌されます。



この「ドーパミン」が、いわゆる「脳のスイッチ」といわれる行動力の源になるんだ。



…でも、自動ではONにならないんだよね?
そのため、周りからの「頑張って!」「応援してるよ!」「何で今すぐに出来ないの!」との叱咤激励があっても、それが引き金になり自動的にスイッチが入ることはありません。
先送りにしない「行動スイッチ」の入れ方とは?



まるちゃん、行動スイッチを入れるのに必要な行動って「ほんの少し」だけなんだよ。



少しって、どのくらい?
脳には、大きな外からの変化を受け入れず元に戻そうとするが、逆に小さな変化は受け入れるという性質「可塑性」(かそくせい)が備わっています。
小さなリアクションには脳は自然に対応できる!
「勉強のテキストを開いてみる」
「とりあえずPCの電源を入れてみる」
「机に向かってみる」など



大きな変化では脳が「めんどくさい」と感じてしまうから、まずは小さな行動を起こすことからでOK!



あ、まずは簡単な「とっかかり」が必要ってことか!


改善はこんなことから実践してみよう
考えすぎて行動できない人の場合
- 完璧主義な人
- 計画だけ立てて終わってしまう人
先送り改善のコツはこれ!
たとえ、仮にでも「今はこれをする!」とやるべきことを決めて動いてみる。「○○するためには○○しなきゃ」ではなく、その時間に少しでも動いてみること。



例えば、勉強するのは「ご飯を食べてから」ではなく、「その場」でとりあえず行動を起こしてみるとかね。



無駄なことを考えるのにもエネルギーがいるもんね。
どうしても自分では動けないタイプの人の場合
- 指示があれば動ける人
- 絶対に失敗したくない人
先送り改善のコツはこれ!
最初の一歩を「10秒でできる行動」にまで細分化して行動して、試しに10秒だけ動いてみる。まずは動いてみることで、やる気はきちんと後から付きてきてくれます。



やることのハードルを「限界まで下げる」ってことね。



それが、「PCの電源を入れる」とかだね!
取り掛かるまでに時間がかかる人の場合
- 頭を使う仕事が多い人
- 着手するまでに時間がかかる人
先送り改善のコツはこれ!
事前に少しだけ「手を付けておく」ことで、めんどくさがる脳に「既視感」(デジャヴ)を感じさせる。



「前日」とか「寝る前に少しだけ」とかね。



脳に「これは大きな変化ではないよ」って思わせないようにするんだね。
仕事や行動がしずらい環境にいる人の場合
- 複数タスクの同時進行に悩んでいる人
- 会社や家が騒がしくて仕事がしづらい人
先送り改善のコツはこれ!
まずは、会社や終えの近所でどこか仕事やしたい行動ができる場所を探してみよう。同じ場所で同じことをすることで、タスクと場所をルーティン化してみる。



例えば、「スタバに行くと仕事が進む」とかね。それを徐々に脳に覚えさせるんだ。



おおっ、脳への「刷り込み」だ!
新しく何かをしたいけど継続できない人の場合
- 続けるのが苦手な人
- 新しいことにチャレンジしたい人
先送り改善のコツはこれ!
「顔を洗う」「歯を磨く」レベルで毎日していることをリストアップする。すでに定着しているとこに新しくすることを紐づけて、習慣化のハードルを下げる。



例えば、「通勤電車」=「本を開く」とかね。



「夕食を食べた後」に「教科書を開く」とかでもいいよね!
何となく乗り気がしない人の場合
- 気分が沈みがちの人
- デスクワークが多い人
先送り改善のコツはこれ!
何となく気乗りしない時は、思い切って体を動かしてみる。「気乗りしない時」にどう体を動かすかを予めて決めておく。



テンションが高いと「ドーパミン」が分泌されるんだ。背伸びをするとか、肩を回すとかでもいいよ。



身体を動かすことで、一時的に「ドーパミン」を分泌させるてやる気をアップするんだね!


先送り回避は【目標に向かう】セルフイメージを持つ
人生を変えるためには「大きな目標」が必要



目標は大きければ大きいほどいいよ、「石油王になる!」「億万長者になる!」とかね。



うわ~、ぶっとんでるね…
人生を豊かにするためには、「夢」や「目標」が必要です。目的地が決まれば、そこまでの運転はカーナビが案内してくれるのと同じ原理です。
目標がしっかりと明確になることで、私たちの身体は自ずと動き出してくれるように作られています。
ですが、ただ単に「言葉にする」「目標を紙に書く」だけでは、行動できるようにはなりません。
当たり前の目標を立てるだけでは、そもそも人間の感情は動かず、「失敗したくない」「楽したい」と思ってしまいまうので、いざ行動する段階になるとなかな進まないことの方が多くなります。
大きな「ぶっとんだ目標」を立てることでこそ、ワクワクといった感情が働き、行動のスイッチが入るのです。
ここがポイント!
実現の可能性や感情のブレーキに捕らわれない、「心底叶えたい、実現したい目標」を心に持つことで、思考や決断や行動に大きな影響を与えてくれることを忘れずにいましょう。
まとめ



まるちゃん、どう?頑張れそう?



うん、ほんの少しの小さな行動をすることから「行動スイッチ」をオンにできるようになるんだよね!
「すぐにやれない」「後回しにしてしまう」「めんどくさい」は、すべて「脳」が自分自身を動けなくしているからです。
めんどくさがる脳をやる気にさせることができれば、「今すぐにやる」という脳内スイッチを自然に入れられるようになります。
これに慣れていくことが、やるべきことを先送りしないための改善ステップです。
今回の記事では、性格や意志の強さに関係なく、誰でもラクに「動ける」や「動きたくなる」方法をお伝えしていきました。
もっと知りたい方はこの本がオススメ!



最後までお読みいただき、ありがとうございます。
\ 今回の記事の参考書籍 /


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