モチベーションがなくなった時はどうする?使い方の間違いや意味は?やる気との違いも解説
在宅ワークでの長時間のデスクワーク、家事との両立、オンラインミーティングの連続…。
現代の働く人々は、様々な形でモチベーションの低下に直面していますよね。
朝、コーヒーを飲みながら今日のToDoリストを見ても、どこから手を付けていいの分からない、なんて日もきっとあるはず。
パソコンを開いても、結局そのままSNSを見ちゃったりで全然何もやる気にならない…
で、まるちゃんは「モチベが上がらない」とか「モチベがなくなった状態」なんだよね。
「モチベ」や「モチベーション」という単語、あなたもよく使っていませんか?
「モチベ」とは、物事を進んで継続していくために必要とされる「モチベーション」の略語のことです。
「モチベーションが切れた」「モチベーションが続かない」など、仕事やプライベート、ダイエットや習い事など、大切な時にモチべーション不足になってしまい悩む方は多いですよね。
モチベーションとは、分かりやすく説明するなら、そもそも本当はどんな意味と仕組みを持つものなのでしょうか?
「モチベーション」とは、
英語の「motivation」のこと。
日本語でわかりやすく言い換えると、
「動機付け」➡「〇〇することに意味を持たせる」という意味で使われる単語です。
モチベーションとは、つまり誰でもが本来必ず持っている「やる気の泉」から湧きだす原動力のことなんだ。
簡単にいうと、自分自身をやる気で満たすメカニズムさえ知っていれば、やる気の泉の水は絶えず湧き出し、「モチベーションが不足することはない」ということなんですね。
日頃から、やる気の泉を原動力の水で満たす〝モチベーションを上げる方法〟を知っておけば、続けなければいけない仕事や勉強などの様々なシーンで、必ずのあなたの助けになってくれるはずです。
モチベーションは、実は、気合いで頑張ってアップさせていくものではなく、仕組みやメカニズムがあってこそ、上げることや維持ができるもの。
そして、注意したいのは、使い方を間違えてしまうと、あなたが今悩んでいる〝モチベーションがなくなった状態〟つまり「エネルギー不足」になってしまうことです。
今回の記事では、
「モチベーションとは何なのか?」「モチベーションが下がった時はどうする?」「モチベーションの上げ方」また「やる気との違いは?」といった、モチベーションに関する様々な疑問についてをメイン解説していきます。
さらに、〝モチベーションの間違った使い方〟とはどんなものなのでしょうか?
モチベーションの間違った違い方をしてしまわないためにも、モチベーションを上げる必要条件や、モチベーションのタイプ、モチベーションを上げるためのおすすめ本なども、合わせてご紹介していきます。
では、本文にてもっと詳しく解説していくよ!
今回参考にしたモチベーションの本
そもそもモチベーションとは?
まるちゃんは、「モチベーション」と聞いて、どんなことを思い浮かべるかな?
う~ん、〝やる気〟とかそいうことかな?でも、なんか「やる気」とも少し違うような…
お、正解だよ!実は「モチベーション」って、目標に向かって進むための動機付けのことなんだ。だから、やる気とはちょっと違うんだよ。
モチベーションとは「原動力」のこと
英語の「motivation」は、「motive」(動機)と「action」(行動)っていう2つの単語に由来しているんだよね!
モチベーションの意味を分かりやすくいうと、人が何かをする時の「動機付け」や「何かをするための意識」のことです。そのため〝モチベーションがなくなった時〟とは、
●内発的なモチベーション
夢や希望など、自分の意欲や動機から生まれるモチベーション
●外発的モチベーション
金銭など、外的要因に対して生まれるモチベーション
自分自身の意欲や動機を示す場合の使い方
- モチベーションを維持する
- モチベーションを管理する
- モチベーションを保つ
日本語だったら「やる気」とかそんな感じの意味で使うよね。
一般的な言い換えは「やる気」
モチベーションの漢字での本来の言い換えは、英単語「motivation」(=動機)に基づいた「動機付け」というのが最も近い和訳。
ただ、「モチベーション」を使用する場合の言い換えは、私たち日本人の一般的な解釈では、「意欲」「やる気」が最も定着している和訳といえます。
モチベーションと「やる気」の違い
やる気は、人間の持つ欲求と、実は密接な関係があります。
やる気とモチベーションの違いと関係性を挙げるなら、まず先に「やる気」という欲求がモチベーションの前にあり、「やる気」の延長線上に「モチベーション」があるといえば、イメージできるでしょうか?
人間が持つ「欲求」は、大きく分けて5つの欲求に分類されます。
人間の持つ根本的な5つの欲求とは?
①生理的欲求
「飲みたい」「食べたい」「遊びたい」「眠りたい」
生きるために最低限必要とされる、本能が求める基本的な欲求。
①安定・安全への欲求
「穏やかに心配事なく過ごしたい」
危険に晒されない安全な場所で、穏やかで安定した暮らしをしたいという欲求。
①社会的欲求
「仲間に入りたい」「愛されたい」
集団に属していたいという欲求で、満たされない場合は強い孤独感を感じる。
④承認欲求
「自分を認めてもらいたい」
他人から自分の行いや存在を認めてもらいたい、褒めて欲しいという欲求。
⑤自己実現欲求
「自分の能力を発揮したい」
自分の能力を最大限に発揮し、成長を願う自我を超え場所にある高い意識下での欲求。
日本人のモチベーションと最も関係が深い欲求は、④の「他人から認められたい」という承認欲求なんだ。
モチベーションとなる「原動力」には2つのタイプがある
やる気とは、行動の生産性を効率良く上げていく「原動力」となるものです。
もっとわかりやすく言うと、
夢や叶えたい願いに向かって、無限に心の内側から枯渇することなく無限に湧きだす「心の泉から湧き出るやる気の水」そのものです。
「やる気」は、大きく2つのタイプに分類されるよ!
使い方の間違ったモチベーション【スポ根型やる気タイプ】
スポ根型のやる気タイプはこんな人!
体力重視の「スポ根型」は
少し注意が必要…
特徴①
質より量で勝負
自分な中で重要視するポイントは、質よりもこなした量。
特徴②
長続きしない
長時間にわたり全力投球して何かをするので、体力的な限界で訪れ続かない。
特徴③
他人の目、比較が必要
こなした時間の長さや、こなした量の多さを重要視しているため、他人と比較して時間や量をよりこなしているかなど、第三者の目に映る自分の姿を気にする。
特徴④
すぐ燃え尽きる
体力重視で頑張りすぎた結果、やる気が枯渇して燃え尽き症候群になりやすい。
そもそも、やる気とは無理やり引き出せるものではありません。
夢や目標と言った志に向けて、自然と湧き上がってくるものです。
使い方の正しいモチベーション【真実のやる気タイプ】
真実のやる気タイプはこんな人!
スポ根型とは違う
「真実のやる気」
特徴①
量よりも質が大事
適度なやる気を出しながら、それを長く維持することができる。
特徴②
内側から湧きだす
自分の内側から自然と「やるぞ」「頑張るぞ」という気持ちが湧き上がってくる。
特徴③
その先へ向かおうとする
目の前の仕事や作業をやって終わりではなく、高い目標を達成するために努力を惜しまない。
特徴④
夢や志が原動力
「チャレンジしてみたい」という夢や志といったような高い目標が、〝絶対に達成してみたい〟という気持ちを引き起こす。
一方で、スポ根型のやる気とは違って、枯渇することがないのが真実のやる気です。
この間違った使い方をしているモチベーションではない、〝真実のやる気タイプのモチベーション〟こそが、知的な仕事の生産を高め続けてくれる原動力そのものものになるのです。
量よりも質を重視しているから、自然と内側から自発的なモチベーションが湧いてくるんだ。
今回参考にしたおすすめ本はこちら!
「モチベーションがなくなる時」は「原動力が不足している」状態
モチベーションがなくなった時の対処法とは?
モチベーションがなくなるとは、簡単に言うと、何かを始めるための動機づけや意欲が低下し、行動を起こすエネルギーや意欲が不足している状態を指します。
具体的には、目標に対する情熱が薄れたり、やるべきことに対して取り組む気力が湧かなかったりすることが挙げられます。
日常生活で言えば、朝起きるのがつらい、仕事や勉強に取り掛かるのが億劫になる、以前は楽しめた趣味や活動に対しても興味を感じなくなるといった状況がこれに該当します。
誰でもが経験したことのある、「やるべきことは山積みなのに、手が動かない」ってやつか…
そこで大切なのが、小さな目標を設定すること。一つずつクリアしていく達成感がモチベーションを回復させてくれるんだよ。
モチベーションがなくなってる時って、目標なんて立てても、すぐやる気なくなっちゃうんだけど…
この〝モチベーションが下がった〟状態のジレンマを解決する鍵は、目の前の膨大な「やらなればいけないこと」タスクを、小さなステップに分解して、一つ一つクリアしてあげることにあります。
小さな達成感が積み重なり、やがて失われたモチベーションを取り戻す原動力となってくれます。
朝、ベッドから出るのがつらい時がありますよね。
でも、起き上がってカーテンを開けるだけでも、一つの小さな成功です。
その小さな成功を積み重ねることが、モチベーションを取り戻す鍵となってくれます。
そうなの?でも、本当にそんなことだけでいいの…?
本当に、一歩一歩の積み重ねだよ。で、朝の美味しい一杯のコーヒーをさ、自分へのご褒美として、今日を乗り切るモチベーションに変えようじゃないか。
モチベーションを上げるための条件
では、ここからは、どんなことが「モチベーションを上げる条件」なのかを、しっかりと解説していきますね!
モチベーションを上げるためには、上記のような必須条件を満たす必要があります。
それらが整うことで特別なことをしなくても、実は自然と自分の内側からやる気が湧き上がってくるようになります。このように、夢・勇気・環境さえあれば、やる気は自然と湧いてくるものなのです。
①夢・目標となる大きな志
- 「将来どんな人生を歩みたいか」
- 「どんな人間になりたいか」
- 「どんな生き方をしたいのか」
- 「実現したいことは何か」
ポイント
目標への動機付けや、夢へ向かうための想いが大きいほど、やる気を引き出す大きな原動力となります。
②キャリア形成
- 「今すぐではなくても、将来どんなキャリアを形成していきたいか」
- 「そのためにはどうするば良いのか」
ポイント
具体的な目標へのプランを立て、目指すキャリ形成に向けて積極的に取り組んでいきましょう。
自分の中に何かしらのキャリア形成の姿を描くことができれば、今自分が生きている、「巻き戻すことのできない時間」に、もっと真剣に向き合い、一生懸命になれるはずです。
③行動する勇気
- 「何もしなければ何も起こらない」
ポイント
行動することの大切さを忘れず、一歩を踏み出す勇気を出してみよう。
先に行動した方が、やる気は湧きやすいものです。行動することで、やる気を湧き起こしていきましょう。
何も行動せず、成功のイメージも描けないまま無理にやる気を起こしたところで「やる気」はそのまま枯れて損なわれてしまいます。
実現させたいと思う気持ちが、モチベーションを保つための大切な鍵になるんだね。
「モチベーションを上げる」から「維持する」には?
自分の内側から湧きだすモチベーションは、自己責任を果たせる状況下でこそ、もっとも高まるものです。
自由と責任を持つことで、「自分からやる」という意識が生まれることが行動心理学の面からもいわれています。
自由と責任こそが、モチベーションを維持するために必要な「意思の力」を自分の中に作りだしてくれるのです。
モチベーションを維持するためには、ぜひそのことを忘れずにいましょう。
どうしても「モチベーションがなくなったまま」の時は?
自分に少しだけ「うぬぼれてみる」
等身大の自分を認めながら、どんな小さな事でも「できた」という達成感を自分に与えてあげよう。
何でも良いので心がワクワクするものを探す
めんどくさいと感じるのは、実は「ワクワク感が足りない」証なんだ。毎日の退屈をワクワクに変えてみよう!
仕事の目標、やりたい事や夢を再確認する
目からの情報は、ダイレクトに脳に届くもの。ノートやメモ帳に夢や目標を思い切り書いてみよう。
「モチベーションを上げる」おすすめの本
▷ 神モチベーション:在宅ワーカーに特におすすめ!
コロナ禍のリモートワークなどでモチベーション維持に悩む「在宅ワーカー」や、モチベーション維持が必要不可欠な「ブロガー」にもオススメの一冊。
大きな文字とイラストで分かりやすく解説しているので、難しいことは考えずにサッと開いて読める本。
▷ 図解 モチベーション大百科 :ビジネスマンにおすすめ!
「モチベーション」の正体を突き止めるべく、世界の有名大学や、数々の一流研究機関でおこなわれた〝100通りの心理・行動実験〟を、ビジネスマンにも応用できるよう図解でわかりやすく解説。
仕事のモチベーションを維持・向上させたい方におすすめの一冊。
▷ モチベーション革命:年代別のモチベーションの上げ方が分かる!
あなたは「上の世代」と違い、
生まれたころから何もかもが揃っていたので、
金や物や地位などのために頑張ることができません。
埋めるべき空白が、そもそもない「乾けない世代」なのです。
(本書〝まえがき〟より一部引用)
生まれた世代によって「異なるモチベーションがある」という切り口で洞察しながら、日常生活におけるモチベーション維持の仕方を、分かりやすく具体例を用いて解説。
自由に稼ぐ著名Youtouberなども絶賛しているので、「自由に稼ぐ」という目的のある方におすすめの一冊。
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【まとめ】モチベーションがなくなった時はどうする?使い方の間違いや意味は?やる気との違いも解説
今回の記事では、
- モチベーションとは何なのか?
- モチベーションが下がった時の対処法は?
- モチベーションはどうやって上げるか?
- やる気との違いは?
といった、モチベーションに関する様々な疑問を詳しく解説してきました。
また、モチベーションの間違った使い方をしてしまわないよう、
- モチベーションを上げる条件
- モチベーションのタイプ
- モチベーションアップのおすすめ本
なども、合わせてご紹介してきましたよね。
モチベーションとは、最初にお伝えした通り、誰にでも必ずある「やる気の泉」から湧き出る「原動力」です。
- 環境
- 夢や志
- キャリア形成
- 行動する勇気
自分自身をやる気に満たすことができれば、モチベーションが不足することはないんだ。
でも、モチベーションの方向性を間違えないようにしないとね…
「モチベーション」の使い方を間違え、無駄に遣ってしまうと、せっかく湧き出したやる気はそこで枯渇してしまうので注意が必要です。
特に「スポ根型のやる気」に当てはまる方は、日頃からの必要しておくようにしましょう。
あなたの心の中にある夢や志をもう一度見つめ直し、年齢や時間を言い訳にせず、ワクワクする気持ちで枯れない原動力(モチベーション)を心の泉から引き出してみて下さいね!
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